国公立大学の医学部に合格するすごさは？

国公立大学の医学部に合格することは、どれくらいすごいことなのでしょうか？ここでは、口コミを参考に国公立大学の医学部に合格する難易度の高さを確認していきましょう。

難しさを例えると合格者は全受験生の上位2％

国公立大学の医学部に合格する難しさは、全受験生の上位2％という口コミがありました。

口コミによると国公立大学医学部の合格者は約1万人です。 60万人程度が大学に進学するため、国公立大学医学部への合格者の割合は、極めて低いことが分かります。さらに比較的合格難易度が低い国公立大学でも、その難易度は京都大学工学部あたりです。このことからも「国公立大学医学部に合格するのはやばい」と言われる理由が伺えるでしょう。

国公立大学医学部の難易度に関する評判・口コミ

＜質問＞

医学部受験はどのくらい難しいですか。具体的にお願いします。

＜回答＞

全受験生の上位1万人です。 60万人くらいが大学に進学するのでざっと上２％です。国立医学部の一番やさしい所で京大工学部にやや劣るくらいかと思います。受験期の勉強時間はみなさん8時間くらいとかが普通のようですね。

出典：Yahoo!知恵袋

国公立大学の医学部は別格

「国公立大学の医学部は、東京大学や京都大学と同じくらい別格」という口コミが見受けられました。

こういったレベルの高い大学に入学するには、受験者本人が大学受験へのモチベーションを高く持ちながら挑む必要があると言われています。保護者が幼稚園から受験させて、偏差値の高い高校に進学できたとしても、本人が意欲的にならない限り偏差値の高い大学に進学するのは難しいということです。

国公立医学部の難易度に関する評判・口コミ

東大京大と国立医学部はまた別格だけど、ほんとそう。だから子どもをそのレベルにと思っても、結局子どもが大学受験まで自分でやる子にならないといけないから難しいんですよね。だから幼稚園からお受験して一流高校行っても大学は…って人がほとんどですし。

出典：Twitter（X）@zooey02290111

国公立大学の医学部は凡人には難しい？4つの理由を解説

国公立大学の医学部は凡人レベルには難しいのでしょうか？ここでは、国公立大学の医学部合格がやばいと言われる4つの理由を確認していきましょう。

人気があり競争率が高い

国公立大学の医学部は凡人レベルには難しいと言われる理由として、人気があり競争率が高いことが挙げられます。

医師や看護師などの職種は、比較的年収が安定している職種です。特に医師は高い年収が見込めるため、医学部は進学先として人気があります。さらに、人命に関わる医師は生半可な気持ちでは目指せない職種です。そのため、あえて試験の難易度を維持することで競争率を高め、モチベーションが高い受験生を絞っている可能性があります。このように、国公立大学の医学部受験は競争率が高まっているため、難易度が高いと言われるのです。

筆記以外も対策しなければいけない

筆記以外も対策しなければいけない点は、国公立大学の医学部受験が難しいと言われる理由のひとつです。

大学受験においては、指定科目の試験を受験するだけというケースが多く見られます。しかし、医学部の場合は、指定科目の試験の他に「面接」や「小論文」が課されます。これは、将来医師として活躍できるか、その受験者の人間性や倫理観なども見られるためです。そのため、面接や小論文の対策をする必要があり、一般的な受験よりもやることが多いため、国公立大学の医学部受験は大変と言われています。

受験科目が多く、二次試験が難しい

国公立大学の医学部に合格するのはやばいと言われる理由として、受験科目が多く、二次試験が難しい点も挙げられるでしょう。

国公立大学医学部の場合、共通テストを受験する必要があり、5教科7科目の対策をしなくてはいけません。加えて、共通テストで8割以上点数を取る必要があります。一方、私立大学医学部の場合、この共通テストは課されません。つまり、対策する範囲が国公立大学医学部よりも少ないということです。さらに、二次試験はボーダー偏差値が65以上となっており、国公立大学医学部の難しさが伺えます。参考：大宰府アカデミー　医学部受験の難しさはどのくらい？難易度の高い受験を乗り越えるポイントも紹介！

大学によっては問題の癖が強く解きにくい

大学によっては問題の癖が強く解きにくい点も、国公立大学の医学部受験が難しい理由のひとつでしょう。

医学部は大学によって問題傾向が大きく異なり、癖が強いケースがあります。そのため、志望大学の試験傾向に慣れる必要があり、膨大な勉強時間を要するのです。

受験レベルが低く入りやすい大学はある？

基本的に国公立大学の医学部は全て難易度が高いです。しかし、その中でも偏差値がやや低めの大学は存在します。ここでは、比較的レベルが易しい大学を確認していきましょう。偏差値情報は京都医塾の「【2024】医学部偏差値ランキング！しっかりチェックして今年度の受験に生かそう」を参考にしています。

秋田大学

秋田大学医学部の偏差値は60.0程度となっており、比較的易しいレベルとなっています。

秋田大学の医学部は医学科、保健学科、大学院医学系研究科に分かれています。二次試験は英数二科目型で、英語の難易度はやや低めです。筆記で高得点をとっても面接で落とされる可能性があるので、面接対策を十分にする必要があります。

福島県立医科大学

福島県立医科大学医学部の偏差値は62.5程度です。

福島市にある公立大学で、高い倫理観と豊かな人間性をもつ入学者を求めています。二次試験では化学が比較的得点しやすいと言われており、知識問題が多い点は特徴と言えるでしょう。面接では差異化を図るのは難しく、やはり筆記の対策に力を入れる必要があります。

札幌医科大学

札幌医科大学医学部の偏差値は62.5程度となっています。

本大学は、昭和25年に医学部医学科の単科で開学しました。二次試験は標準的な問題が多く、面接は一般的な内容となっています。理科の中でも物理が狙い目で、高得点を目指しやすいでしょう。

山形大学

山形大学医学部の偏差値は62.5程度です。

山形市に所在する大学で、日本医学教育評価機構（JACME）の認定も受けています。二次試験では科目ごとの難易度に大きな差はありませんが、苦手な科目があると不利になりやすいです。

琉球大学

琉球大学医学部の偏差値は62.5程度となっており、沖縄の地域医療を支える入学者を求めています。

二次試験の問題は標準的ですが、面接で得点差がつきやすいため、面接対策をしっかりと行う必要があります。

和歌山県立医科大学

和歌山県立医科大学の偏差値は62.5程度です。

1948年、和歌山市紀三井寺に大学が設置されました。得意科目で高得点を狙うのが難しいなど、科目ごとのバランスが求められる二次試験となっています。

香川大学

香川大学医学部の偏差値は62.5程度となっています。

面接内容は一般的ですが、地域医療を支える入学者を求める傾向にあるようです。全科目の難易度は比較的易しいと言われています。

鳥取大学

鳥取大学医学部の偏差値は62.5程度です。

鳥取大学医学部は複数の学部に分かれています。具体的には、医学科、生命科学科、保健学科です。二次試験は基礎を重視する傾向にあり、地域医療への関心度が高いと評価が高くなりやすいです。

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医学部専門予備校とは、医学部受験に特化した予備校です。通常の予備校とは異なり、医学部合格に向けて組まれたカリキュラムで学習を進められます。少人数のコースが多く、徹底したサポートを受けられるのが特徴です。コストがかかるなどの懸念もありますが、医学部合格を目指したい方は医学部専門予備校に通うと良いでしょう。

まとめ

今回の記事では、下記についてご紹介しました。

国公立大学の医学部合格に関する評判・口コミ
国公立大学の医学部受験が難しい理由
受験レベルが比較的低い大学
おすすめの医学部専門予備校

国公立大学の医学部は超難関と言われており、その難易度は東京大学や京都大学レベルと言っても過言ではありません。共通テストを受験する必要があるだけでなく、面接や小論文の対策をする必要があるため、効率的に勉強を進めたい方は医学部専門予備校に通うとよいでしょう。

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